氷冷茶の淹れ方〜氷から旨みを演出〜
みなさま、こんにちは。
ゴールデンウィークも明け、日差しがぐっと強くなってきたこの頃。
冷たい飲み物が恋しくなる季節が、少しずつ近づいてきましたね。
前回は、香りと旨みを急須で引き出し、氷でキュッと冷やす「かおり冷茶」をご紹介しました。今回はその続編として、もうひとつの冷たいお茶の楽しみ方——氷冷茶(こおりれいちゃ)ご紹介したいと思います。
自宅でも簡単に楽しめる「氷冷茶」の魅力と、その美味しい淹れ方のコツについて書きたいと思います。
氷冷茶とは?
「氷冷茶」とは、その名のとおり、氷でじっくり抽出する冷たい日本茶のことです!
水出しよりもさらに低い温度、0℃近くの環境で
ゆっくりと時間をかけて茶葉から旨みを引き出すのが特徴です。

少しずつ初夏の気配が感じられるこの季節。
ふと一息つきたいとき、涼やかでやさしい味わいの氷冷茶はぴったりの一杯です。
特に、玉露やかぶせ茶などの旨みの強いお茶との相性が抜群です。
氷冷茶の淹れ方(基本レシピ)
実はとても簡単!特別な器具は必要ありません。
氷と茶葉さえあれば、誰でも楽しめます。
【氷抽出式|基本レシピ】
・用意するもの(1人分)
・茶葉:5g(玉露・かぶせ茶・上質な煎茶など)
・氷:大きめの氷を5〜6個(約60g)
・グラス or 冷茶用の急須
- 手順
① 急須に茶葉4gを入れる
② 氷60gを入れる
③ 常温で30〜60分ほど、自然に溶けていくのを待って抽出させる
④ 氷が溶けきるころ、旨みが凝縮された「氷冷茶」の完成!
美味しく楽しむコツ
・氷はコンビニのロックアイスのような透明で大きめのものがおすすめ。溶けるスピードがゆっくりで、味が薄まりません。
・茶葉は少し贅沢に使ってみてください!氷冷茶では、茶葉の旨みがじっくり抽出されるので、上質なものほどその力を発揮します。
氷冷茶のあるひととき
お気に入りの器に、氷が溶ける音をBGMにしながら、
ゆっくりとした時間を過ごしてみませんか?
個人的にがグラスの方が見た目も楽しめるので、グラスもおすすめです、、!笑
スマホを少しだけ手放して、自然の風や音を感じながら、
そんな五感を使うひとときに、氷冷茶はぴったりです。
🛒 氷冷茶におすすめの茶葉はこちら!
私たちのセレクトした、氷冷茶にぴったりの茶葉をご紹介します。
[▶小山園製茶場 純煎茶]
やぶきたを使用し、覆いを被せず、宇治田原の山間で澄んだ空気と豊富な日光を浴びて元気に育った茶葉は爽やかな香りと山の旨み、軽やかな渋みが特徴的です。
最後に
「冷たいお茶」というと、手軽なペットボトルを思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、自分で茶葉を選び、氷で丁寧に淹れたお茶は、まるで別物です!
🌱ぜひ、試してみてください!
